自己紹介

自分の写真
As more and more travelers are discovering, the best way to explore Japan is through KIE. With over 200 offices in Japan, KIE offers you unparalleled services, support, buying power and prestige. No one delivers Japan like we do. 近鉄では全米に7つの支店ネットワークを基盤にして、全米各地出発/到着の各種ご旅行に関するあらゆるニーズにお応えすべく、日本語でのきめ細やかなサービスを提供しています。旅のことならなんでも、お気軽にご相談下さい。

2016年1月24日日曜日

セントルシア パート1



〜2015年11月 KIE紀行〜 セントルシア(Saint Lucia)

カテゴリー:
女子旅・ガクタビ・春休み・ハネムーン・結婚記念日

今回行ったのはCREAやHarper's BAZAARなどの雑誌でも紹介され、 
ブラッドピット、ビル・ゲイツ、
メリーケイトとアシュリーなど数々のセレブに愛されている 
「カリブ海の宝石」、セントルシア

雫の形をしたこの島はわずか641㎢だが、300種類以上の植物と200種類以上の島独特の動物が暮らしている。この島はその美しさゆえに映画『ドクター・ドリトル』(エディーマーフィー出演)の撮影にも使用されたほどだ。


 カーニバルクルーズやプリンセスクルーズなど、カリブ海クルーズの寄港地としてもアメリカでは有名だが、日本人の間ではまだあまり知られていない。 この島はアメリカではtop 50のハネムーン地として知られており、 
ダイビングはカンクーンのコスメルオーストラリアの
グレートバリアリーフ(サンゴ礁地帯)と並んでトップダイビングスポットとして数えられており、わざわざこの島の熱帯魚や珊瑚の写真を撮りに、専門のダイビングコースを受ける写真家もいるほどだ。

場所はバハマを通り越して南アメリカの近くにある小さな島だ。カンクーンからは南東にあたる。


今回はローシーズンの11月に訪れたが、セントルシアは未だたくさんの人に知られていないので繁忙期(12月ー4月)に訪れてもカンクーンのようにビーチがにぎわったりしなく、ゆったりと過ごせる。  

******** セントルシアまめ知識 ********

 人:南国に住んでいる人は陽気、とよく言われるがセントルシアの人も優しく、朗らかで、ぽかぽかした太陽のような人達だった。島の人達はみな親切で困っていると助けてくれたり、自分の国が大好きで、島に来た人々をあたたかく迎えてくれる。またイギリス領だった由来もあり、マナーもきちんとしていて椅子を引いてテーブルナプキンを膝にしいてくれたり、細かい配慮が感じられた。

時間:カリブ海なので時間にルーズと思いきや、時間には正確だった。タクシーやツアーバスは待ち合わせ時間より早くきてくれるし、ガイドといったん別れてもう一度合う時も必ず時間通りの時間と場所に来てくれた。  

お金:セントルシアはEastern Caribbean ドルを使用している。日本の100円のように1ドルがコインだったりする。小銭は1セント、2セント、5セント、10セント、25セント、1ドル、2ドル。紙幣は5ドルから。2015年の為替レートだと1カリビアンドルにつき約44円と為替レートはお得でそのためアメリカからショッピングに来る観光客も多い。

 食事:主な食事はお米とお魚料理なので、日本人にも親しみやすい。カリブ特性のジャークソースを使用したものから、さっぱりした魚のフリッター(揚げ物)以外にも、意外と中華やインド料理も美味しく幅広く楽しめる。料金はローカルレストランで食べるものは15カリビアンドル(約600円)のものからショッピングエリアでのレストランは一人45カリビアンドル(約2000円)など色々ある。 天気:セントルシアは赤道に近いので一年中あたたかい。現地の人いわく、セントルシアは2つの季節しかなく、「乾期」(12月〜6月)と「雨期」(7月〜11月)だそうだ。KIEが訪れたのは雨期の11月だったが、それでもスコールのような大雨が降った後はサンサンとした太陽が照り、すぐにかわいた。年間の気候は大体24℃から31℃ で、一年中暑く、日差しが強いので帽子、サングラスは必須。また夕方にかけて蚊が多くなるので虫除けも必須。 トイレ:今までホンデュラス、カンクーンを訪れたが、ホテルからはずれた場所にあるトイレは一番きれいだった。ちゃんと水洗トイレがあり、石けんもある。ただ、ビーチに行くとトイレがないことがあるらしいので事前にガイドなどに聞いてチェックしておくのがいいかも。  

英語:この国の公用語は英語で、とくにアクセントもないので問題ない。大体は年配の方に多いが、島の人によってはフランス語がまじったクリオール(Creole)と英語、2カ国語話す人もいる。「ボンジュール」などいうと喜んでくれるガイドさんやお店のおばちゃんもいた。 治安:カンクーンは夜のビーチは一人で歩かないほうがいいと言われているが、セントルシアも夜は一人で出ない方が無難だ。どこかに行く時はタクシーを利用し、出歩く時は目立った貴重品は持たず、電気のある明るいところを歩いたほうがいい。基本的には安全だが、観光を主な産業としている貧しい国なので、風車をつくって売っている子供などもいるが一つ買うと他の子供もよってくるので、そういう時は「ノーサンキュー」といってスルーするのが一番だ。  

運転:セントルシアの道路は明かりのついていない急な山道が多く、昼間ならいいが夜は慣れていないと少し心配だ。ここはプロに任せて、どこか行く際にはドライバガイドにお願いするのが無難だ。アメリカ人観光客などはよく、タクシーの運転手と値段を交渉し、島の観光もお願いするそうだ。ベテランのタクシー運転手は観光ガイド兼タクシードライバーをしている人が多く、みなこのようにして色々な仕事をしているようだ。  

公共機関:一番安全なのはタクシーだ。セントルシアのタクシーは大体は往復でレートを交渉し、帰りのドロップオフでお金を払うシステムらしい。支払いは必ず現金なので、準備しておこう。タクシーはホテルのフロントで呼んでくれる。 バスは、乗り合いバスがあるがちゃんとした路線図や停留所のサインは無い。なので、私たちはホテルやスーパーの店員さんにバス乗り場を教えてもらった。バスは10〜15分ごとの感覚で頻繁に走っており、車種はトヨタ。料金は大体片道1〜2.50だが乗る前に確認するのがいいだろう。
****************************************

  Day1: 
  まずはシカゴからアトランタを経由し、小さなローカルな感じの空港へ到着。

やっぱりカリブの島なので冬でもむわっとあたたかい空気が押し寄せてくる。 わりと小さな空港なので入国審査などもまだ厳しくなく、10分ほどで通れた。 Hewanorra(「ユーワノーラ」と読むそう)空港へ到着し、まずはUSドルをカリブドルへ両替。しかし小さい空港だからかCurrency exchangeが午後4時半頃までしかあいていなく、ぎりぎりセーフ。 (USドルは銀行の24時間ATMでも引き出しできるので、ご安心を!) 空港に着くと外の出迎えエリアで私たちの名前の看板をもった優しそうなガイドさんが待っていた。
空港からホテルの送迎はプライベートセダンで、日本から輸入しているトヨタだった。ナビなども全て日本語のまま。。。笑

車に乗ると、まずはキンキンに冷えた「ピトンビール」がお出迎え。実は、このピトンビールはユネスコ世界遺産になっている「ピトン山」が由来だ

👆UNESCO世界遺産のピトン山。左がプチピトンで右がグロピトン。実は写真では分かりにくいが右のほうが標高が高い。

 午後5時近くだったので小腹がすいてきたKIE(のお腹の音が聞こえたのか)、ガイドさんがローカルの「パン屋さん」へ連れて行ってくれた。ここでは昔風の土で作られたかまどで焼いていたほっかほかのセントルシアパンを2個で$1.50というとっても安いお値段で提供してくれた。

パンは「バター?!チーズ?!」と聞かれ、どっちか選ぶ(わたしは欲張って両方にした)のだが、これがまた焼きたてパンの素朴な味でうまいのだ。


チーズとバターだけだけど、焼きたてのパンがめっちゃウマい!!
 さて、お腹が少し落ち着いたところでホテルに行く途中ガイドさんが止まってみせてくれたのが、セントルシアの漁村。ここの村は漁を主な産業にしているらしい。村には小さな区民プールや学校もある。学校や建物は淡いブルーの屋根でとってもかわいい感じだった。

遠くに見えるのが漁に使われるカヌー

村の隣にはへびしか住んでいない無人島
ガイドのおじさんはとても気のいい感じで、「近所のおっちゃん」という親しさもあり、島の知識が豊富でプロフェッショナル性もあったので安心してホテルまでの送迎を任せられた。わたしが一番気に入ったのは、「ただの空港送迎」ではなく、行く途中道々で島の案内をしてくれ、そんな優しさの中にこの島の人達のホスピタリティを感じることができた。

 ホテルに着いたらウェルカムカクテルがあったが、既に長旅でバテバテのKIEは軽い夕食を食べてその日は就寝。  

Day 2:
 今日は朝からなんだかいい気分♪
カリブのあたたかい気候の中にいるせいだろうか。 KIEが泊まったBluホテルは朝食が無料だったので、朝8時からのカヤックツアーの前に朝食をいただきました。朝食はアメリカでよくあるソーセージやパンケーキ以外にも、 
魚のフリッタセントルシアの新鮮なフルーツ(サワーオレンジ、パイナップル、オレンジ、メロンなど島でとれた新鮮なフルーツ)と絞り立てのグレープフルーツジュースやトロピカルフルーツミックス、ヨーグルト、シリアルなどがありバラエティ豊富。
あさごはん

ホテルのポーチ(朝食エリア)にはなぜか鶏が。。


なぜか近所のねこちゃんも。。もちろん餌付けはしません
朝食エリアはオープンテラスで外の景色を(といっても主に空だが)楽しみながら美味しくいただけます。

セントルシア2日目の今日は早速カヤック・シュノーケリングツアーと、初日から色々ツアーの予約をいれちゃいました。 カヤック・シュノーケリングツアーはホテルへガイドさんがトヨタのミニバンで迎えにきてくれホテルから約10分ほど運転したビーチへ。ミニバンの中は広々としていて足下にも荷物をたくさん置くスペースがありました♪ ビーチへつくと、あれっ?? まだ誰もいない。。。「もしかしたらカヤックツアーのガイド達が遅れているのかも」と私たちのドライバーガイドさんはちょっと怒ってカヤックツアーの方達に電話をしてくれました。どうやら少し遅れている様子で、待つ事15分、やっとツアーのガイドさんたちが到着(^▽^) まぁ、これもカリブタイムというものなのかなと旅行にいるKIEは特に気にせず。 カヤック・シュノーケリングツアーは私たち以外にも他のツアーから参加したアメリカ人10人ほどのグループで、一つのカヤックにつき二人乗り。
方向を決める人が前でパワーがあり漕げる人が後ろや漕ぎ方の簡単な指導を受けました。ルートは簡単でここのビーチからピジョン島というすぐ近くの島まで漕ぎ、そこについてからシュノーケリング。バッグなどのお荷物はガイドさんが車でピジョン島まで行き、そこで合流。 ライフベストをつけて早速漕ぎはじめたはいいものの、KIEの二人は力が弱いのかグループからはかなり遅れてしまった。幸い、カヤックのガイドのお兄さんは二人いたので、一人が私たちの隣で漕いでくれてやっとピジョン島に着く事ができた。 (実はこの時大雨だったのだが、ローカルの人によると雨はカヤッキングには「best weather」らしい)
          ピジョン(Pigeon)島 頂上には大砲など昔の「遺跡」がまだ残っている。             晴れた日にハイキングするのもいいかも
ピジョン島は昔、メインの島からは船でしかアクセスできなかったのだが、今は人口のビーチができ、メインの島からピジョン島までのビーチ沿いには沢山のホテルが建っている。 ピジョン島に着くとまたもや冷えたピトンビール、お水、そして新鮮なマンゴーが出された。 

この後はビーチでのんびりしてもいいし、ビーチでシュノーケリングをすることもできた。セントルシアの珊瑚がお魚がとても綺麗と聞いていたKIEはもちろんシュノーケリングをすることに。

 こういう時は自分のシュノーケルがあると便利だが、マスク、シュノーケル、フィンはただで貸してくれた。もちろんサイズも小さいものから大きいサイズもある。 「岩場のほうに魚がたくさんいるよ」とガイドに教えてもらい、KIEの二人は泳ぎだした。 水の上をぷかぷか泳いでいると早速eel(ウミヘビ)を発見!更に近くの岩場まで行くとなんと野生の生体のウニも。まさかこんなところでウニと出会うとは思っていもみなかった。

シュノーケル、マスク、フィンはただで貸してくれる

スーイスイ♪

お魚発見。ウミヘビ(害はない)もいました

黒いもじゃもじゃに見えるもの、実はウニです。人の頭のサイズほどありました。

しばらくシュノーケリングをしていると、淡いオレンジ色の珊瑚や黄色い小さい珊瑚、紺の魚、群れで泳いでいる黄色のお魚など色々といて、ちょっとだけ小学生のころ呼んだ「スイミー」を思い出した。 浜辺に戻ると、今度はカニさん発見!
浜辺(水の中)にいたカニ
時間がたっぷりあったのでもう1回岩場のほうへ泳ぎ、浜辺を上がって行ったところにある更衣室で服に着替えると先ほどのトヨタのミニバンのガイドさんが待っていてくれた。 ちょうどお昼頃になっていたので、レストランも沢山ある近くのショッピングモールに連れていってくれ、「僕は駐車場で待っているからランチが終わったらここに来てくれればいいよ」と言い、ショッピングモールでドロップオフしてくれた。セントルシアはカリビアン風の食事だけでなく、インド料理や中華も美味しいと事前に調べていたので、一番良さそうなインド料理に入った。お料理はシカゴのインド料理にも負けないほどの質で、量もちょうど良かった。
Rodney Bay モールのインド料理。ホテルからは徒歩距離


ガーリックナンとカレー
ランチが終わるとレストランから歩いてすぐの先ほどの駐車場に行ったらやっぱりガイドさんはちゃんと待っててくれてすぐに車をまわしてくれた。アメリカのサービスになれてしまうと、こうして配慮してくれるセントルシアの何気ないホスピタリティが嬉しい この日はラム工場ツアー。ラム酒はカリブの色々な島から輸入されているのだが、この島もその一つ。

さて、ラム酒はどのようにして「発見」されたのだろうか。
この島はサトウキビも育てているが、収穫したサトウキビを細かく破砕し、圧搾機でしぼると糖蜜(英語ではmolasses)が出来る。糖蜜は発酵しやすいものだったが、なかなかそれを飲む勇気のある人達はいなかった。しかしこれを機械を使って蒸留することにより美味しいお酒ができるのだ。セントルシアの人々はこうしてできた強いお酒をKill-Devil(「悪魔も殺せる」)などと呼び、こうしてラム酒が生まれたのだ。
ラム酒はいなかのおっちゃんたちが飲んでいる「焼酎」からだんだんと世界にも知られていき、今はロンドン、ニューヨーク、パリなどでも親しまれているおしゃれなカクテルだ。




このような樽にいれて数ヶ月置いておく


ラム酒をつくる設定などをする機会

エタノール液や砂糖のカスなど色々なものを混ぜてつくる

イーストさんが頑張って発酵しています

工場の見学のあとは10種類ほどのラム種をサンプル

こちらはKweyol(スパイスの効いた)ラム酒とBounty Rum

こちらは島で有名な「Chairman's Reserve」。右はスパイスが効いたもの。
  
さて、明日のスキューバダイビングに備えてもう寝よう。ウミガメが見れるかな?ドキドキ。。

Day 3: はじめてのスキューバダイビング(続く)

0 件のコメント:

コメントを投稿